税効果会計とは、主に損益計算書及び貸借対照表において、会計上の利益に見合った税金費用が計上されるように、『企業会計』と『税務会計』のズレを調整する会計上の手続きのことです。
税金費用を適正に期間配分することにより、会計上の利益を正しく表す「税効果会計」は、上場企業を中心として導入されました。一方、株式上場を視野に入れた会社では、まだ十分に導入されてない会社もあるでしょう。しかし税務効果は、新たな適用で9割方の会社は純資産が増加し、銀行融資を受けやすくなるというメリットもあるので、非常に重要なものと言えます。
税効果会計は、繰延税金資産の回収可能性等、会計独自の判断を求められる要素がたくさんあります。今まで導入したことがないという会社から、既に導入しているが判断に迷っているという会社まで、お気軽にご相談ください。