【相談事項】
最近、クレジットカードでも納税ができるという話を耳にしましたが、詳しく教えてください。
【回答】
平成29年から一部を除いて、ほとんどの税目でクレジットカードでの納付が可能になりました。納税手段の選択肢が増えたことで納税の利便性が向上しました。
手続きは面倒ではないのでしょうか?
例えば、所得税の場合、納税額がわかるものとクレジットカードを用意の上、パソコンやスマートフォン等から「国税クレジットカードお支払サイト」にアクセスして手続きをすることができます。
サイトの手順に従って必要事項を入力すると納税できます(限度額1,000万円未満)。
メリットは?
国税クレジットカードお支払サイトは24時間いつでも受付可能なので、銀行等に行く余裕がない方にお勧めです。また、クレジットカード決済が完了すれば納税したことになるので、クレジットカードの引き落とし日まで支払いを延ばすこともできます。カード会社によってはポイントがつきます。
デメリットは?
納税額に応じて一定の決済手数料がかかることです。例えば10万円の場合、820円の手数料がかかります。分割払いやリボ払いも可能ですが、その場合はカード会社の手数料等が追加で発生します。
他に注意点は?
クレジットカードには利用限度額が設定されていますので、確認してから利用してください。また、銀行やコンビニではクレジットカード納付はできません。最近では個人情報の漏洩や詐欺も頻繁に耳にしますので、利用の際は十分に注意してください。
他にも多くの納税方法がありますので、自分に合った納税方法を選択するといいでしょう。